中国語話者のための日本語教育文法を求めて


ISBN: 9784905013921

書 名: 中国語話者のための日本語教育文法を求めて

編 著: 庵 功雄,杉村 泰,建石 始,中俣 尚己,劉 志偉 編

発 行: 2017/11/15

価 格: ¥2,000+税 

内 容:

 2016年に還暦を迎えられた張麟声先生の学恩に報いるべく、先生に教えを受けた研究者がつどって一書として編んだものである。内容としては、張麟声先生が立ち上げた「中国語話者のための日本語教育研究会」の理論的モデルである「三位一体の習得研究」のケーススタディを集めた。このモデルの優れた実践例を増やすことが、張先生の学恩に報いるための最重要の仕事であると編者一同が考えた結果である。 

目 次:

 学習者コーパスを用いた誤用観察の一試案

  ―格助詞「に」を例に―

 二格名詞句に関する一考察

  ―日中対照研究の見地から―

 日中対照に基づく中国人日本語学習者の現場指示の選択

 作文データに見る中国人日本語学習者における日本語の非現場指示の習得

 コーパスを用いた「~たばかりだ」と「刚」「刚刚」の日中対照研究

  ―共起する動詞,接続する表現に注目して―

 程度を表す副詞の日中対照と日本語学習者コーパスの分析

  ―話し言葉と書き言葉の違いに注目して―


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